2008年4月21日月曜日

想像力

私はブログの題名にある通り、広告業界に所属している。
広告業界というのは、TVCMとか作ってて芸能人に会える等と思われていて学生や他の業界の人に
華やかな仕事だと思われている。

また、2年前にやっていたドラマ「サプリ」のようにおしゃれなオフィスで働いていると思われている。

実はそんな事はない。
ある一部の会社ではそういったことはあるかもしれない。
それは上位何社、もしくは外資系の一部の会社である。

私が所属している会社は小さな広告会社でそんな華やかな会社ではない。
芸能人に会った事はなく、おしゃれなオフィスでもない。

何をやっているのかというと「何でも屋」に近い。

これは広告なのかと思う仕事や何だか世間一般には認知されていない仕事だったり。

そんな小さな何でも屋広告会社がいき残っていくには一人一人のクライアントに相手にしてもらう為の

人間力だと思う。
人間力とは曖昧な言葉で人によってその言葉の捕らえ方は異なってくる。
何でも人の言う事を聞き、実施してくれる人を使えると思い、人間力を持った人と思う人もいるだろう。

でも私は違うと思う。
そんなふうに思っている人がクライアントにいると過程した場合、そのクライアントが異動になったり、
転職したり、退職したらその関係は消滅してしまう。

私は人の言う事を聞いてあげるだけでなく、さらに良いものをと提案していかなければならないと思う。
もしそれでクライアントの予算オーバーしたとしても、消費者によりよいモノを提供できれば。

そこで私は提案力をつけるために写真にある山本高史氏の「案本」を今読んでいる。
以前にも紹介した「プランニングハック」という本にも書いてあったがアイデアというのは
経験から生まれてくると書いてある。

経験が無い若造にはアイデアなんか出ない、ビジネスに直結しないというわけではない。

人間は二十歳になるまで色々なものを経験している。
ハイハイするようになったり、歩くようになったり、もう少し大きくなったら失恋だってする。
よく世間一般には30歳ぐらい?まで若造扱いされて嫌な思いをする。

それまで色んなモノに気付いたり、それについて考えていないから経験していない事になると思う。
ナニかに疑問を感じたりして深く考えていなかったり。
物事や出来事が思い出になっているのではないかと思う。

それらが自分のモノになっていないのである。

色んなモノを自分のモノにすると思い出から経験になり、それがアイデアになると思う。
即ち想像力・創造力である。

最近思うのは30歳過ぎても思い出はたくさんあるが、経験していなく想像力・創造力がない人がいる。

そういう人と接すると「俺はいろんな経験をして、想像力・創造力を身につけてやる。」と
心の中で考える。

そうすればクライアントから末永く相手にされる「提案力がある人間」になれると思う。

案本を読んで上記のことを思い、ブログに一筆してみました。

読み返すと生意気だ。

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